未来へつなぐアート事業(2018)

都市システム工学科3年次 桐原 廣大
私たちは、日立市の商店街を活性化を目的に、日立市の豊な「海」を商店街にテーマとして取り込み、アートの力によって商店街を盛り上げようと考えた。商店街において景観を損ねているシャッターにプロのアーティストである熊谷春香氏を呼び、日立の海を連想させるイラストを描いてもらい、そのウォールアートによりお客さんが足を運ぶきっかけを作り、イベントとして道路を封鎖し地域の子供に道路に自由にイラストを描けるようにし、人の往来の確保を狙った。事業当日、ウォールアートの制作を行った7月14、15日と8月14、15、16日では、熊谷氏が制作する過程で様々な商店街の方々が参加・協力してくださった。また、地元に愛着が前よりも増した、海の良さを再認識したという意見が多く寄せられた。地元での飲食店などでもウォールアートの話がよくでて、地域住民と商店街の人たちとをつなぐ話題になったとの声も挙げられた。また、7月21日に行った道路お絵かき事業に関しても、地域の子供や保護者約60名がこの事業に参加していただき、そこから地域住民と商店街との会話が生まれ、交流が行われた。